今なお心に突き刺さる巨匠の箴言!日本美術界のレジェンド、岡本太郎。本書は太郎の芸術と人生の苦闘を物語る血を吐くような言葉を手がかりに、その真実と背景を解説しながら、彼の知られざる全人像に迫る。太郎の若々しいエネルギーと、柔軟でものごとの本質を突く思考が、世代を越えて人の心を揺さぶる。今なお「岡本太郎」は新しい。「誤解される人の姿は美しい。人は誤解を恐れる。だが本当に生きる者は誤解される。誤解される分量に応じて、その人は強く豊かなのだ。誤解の満艦飾となって、誇らかに華やぐべきだ」本書はこれまでにない岡本太郎論である。