あらすじ1,000人の女と淫行を重ねたという希代の色事師・カサノヴァ――。だが、その男の欲望すら、自らの出世欲のため利用しようと企む女がいた。男の手によって開花された類い稀なる“名器”と“性技”を持つ、妖婦・マリアの魔性の性とは!? 中世フランスの後宮を舞台に描く「ベルサイユの秘めごと」をはじめ、愛に裏切られる名家夫人の悲劇を描いた「悲恋 螢が沼」、エジプト奇談「呪いの右手」、雪女など、古今東西5つの妖女奇談を収録。淫罰!心中!殺戮!裏切り!恐怖と情欲が入り交じる、榎本由美のグリム傑作選第二弾!!