あらすじ「しきたり」から見えてくるもの。――それは、日本人が大事にしてきた心です。◎人を招き入れる時、なぜ「お上がり下さい」なのか?◎七五三――「成長の証」を氏神様に報告する儀式◎ふすまと障子で培われる“察する力”◎年中行事は家庭の歴史をつむぐもの◎ちまきと柏餅――「柏の葉」は、子どもを見守る親の象徴◎日本には、二十四もの季節が存在する◎「室礼(しつらい)」という日本発祥の考え方◎「食」を通して感じる日本の文化◎行事に込められた「意味」を大事にする◎住まう人の振る舞いも“家”が決めていた……