あらすじ13世紀にイスラム勢力が侵攻するまで、パハルプールはナーランダやヴィクラマシーラとならぶ南アジア最大の仏教僧院として知られていました。ここではインド仏教の最終形態とも言われる密教が信仰され、中央に精舎をもち、四方に回廊を配する様式はここから、東南アジアのボロブドゥールやアンコール・ワットに伝えられています。のんびりとした村に残る貴重な仏教遺跡として、世界遺産にも指定されています。かんたんな図版、地図計8点収録。