あらすじ中国四大都市「北上広深(北京、上海、広州、深セン)」のなかで、もっとも新しく、もっとも劇的に変化している都市が深センです。1978年、鄧小平の指導のもとではじまった改革開放路線で、香港に隣接する深センが経済特区に指定され、香港や台湾、日本、西側の資本が呼び込まれる「大いなる実験」がはじまりました。そして、ほとんどなにもなかった農村地帯から、わずか40年で、深センは世界的な都市へと成長をとげたのです。羅湖、福田、南山というように、それぞれの時代と場所の深センを追って、この街がどのように発展してきたかを紹介します。かんたんな図版、地図計22点収録。