あらすじ狭山池誕生1400年祭が開かれた日、御廟山古墳の周辺に奇妙なものが浮かんでいると警察に通報が入る。それはビニール袋で小分けされ、ばらばらに切断された金髪の女性用カツラを付けたマネキンだった。顔には、『狭山池1400年祭を中止せよ!さもなくば、天罰が下るであろう』と張り紙が――。堺第一高等学校に通う永沢健太の推理が冴える珠玉の一品。