あらすじ読書が人生という時間をどれだけゆたかにしていくのか――もっともっと可能な限り本を読み、そんな非日常的な体験を繰り返したいと思った。読書は、時間が豊かで美しく輝くからこそ素晴らしい。2003年12月から2006年6月まで十勝毎日新聞「編集余録」に掲載された文章から102編を再録。国文学者である著者による、読書への誘い。