魔人に怯える学園への反発から、仲間と手を取り『希望の鐘』を打ち鳴らしたロイ・アヴェイラム。その行動によって、彼が率いる『境界の演劇団』は、学園内だけでなく、街中にその名を知れ渡らせていた。その中で、以前起こったクインタスの研究者惨殺事件に続き、再び事件が起きる。同級生のルビィの父親が四肢を切断された状態で発見された。唯一クインタスと相対したことがあるロイは、警察から魔法の残滓が見える能力を買われ、捜査に協力することになる!捜査中、ある病院に焦点が当たる。その病院を訪ねてみると、クインタスらしき人物が来るとの情報が手に入る。そこには彼の妹と思われる子が入院しており……?さらに学園内では、生徒が突如自ら命を絶つ事件が相次いで起こり、ロイの周囲は目まぐるしく変わり始める! そしてついにクインタスの正体が判明する――。