クラス対抗戦でBクラスを教導し、勝利へ導いたエルメス。彼に魔法の教えを乞う生徒が続出する一方、敗北したAクラスのリーダー・クライドにはクラスメイトの非難が集中していた。追い詰められたクライドは逆上し――「なんて自分勝手な人たちだ! アスター殿下と同じように――罰が下ることになるぞ!!」根拠のないクライドの発言を嘲笑うクラスメイトたち。しかし“罰”は現実となり、翌日には3人が教室から姿を消してしまい……!?事件を知ったエルメスは“罰”の真相究明に乗り出す。その裏で魔法学園に王国暗部の脅威が迫り――!? 無才の少年が世界の常識を覆す最強魔法譚、第4巻!