四大貴族による反乱を収めた後、気持ちを確かめ合ったレイアとエリックは結婚に向けて準備を進めていた。しかし、幸せな時間もつかの間。婚約発表の場で二人の結婚に反対している人間がいると知る!反対派の主張は貴族としての常識に則ったもので、レイアは自信を失い不安を抱くように……。そんな中、王宮に侵入者が現れる! 今こそ自身の有用性を示そうと追いかけるレイアだったが、侵入者がリンシャの兄リュウだと発覚!?衝撃の事実と見たことのない魔法を使うリュウに翻弄され、レイアは彼を取り逃がしてしまう。落ち込むレイアを励ますように、レイアの力が必要だと告げるエリック。その言葉に背中を押されたレイアは結婚祝いとして設けられたレン皇国との会談に出席し、再びリュウと対峙する!当然、侵入の件を問い詰めるがはぐらかされてしまう。さらには、会談の真の目的がエリックとリンシャの結婚だと告げられて――!?