※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。あの有名作品は、なぜ問題になったのか1930年から現在まで、日本のマンガ界では様々な事件が起きている。国家による弾圧、悪書追放運動、差別表現、著作権侵害、わいせつ表現、盗作、トレース…。中には有名作品が大騒動に巻き込まれるケースも少なくないが、果たしてその真相は如何なるものなのか。トラブルの背景を読み解くことで、マンガ業界の裏面史が見えてくる!小学校図書室で「はだしのゲン」閲覧制限楳図かずお「まことちゃんハウス」をめぐり住民と裁判福島県民への差別表現と議論呼ぶ「美味しんぼ」鼻血問題「ブラック・ジャック」幻の26巻自主制作した男逮捕「ギャグゲリラ」実在の中学校名を使用し謝罪…etc■目次・前書き●第一章 【一九三〇~一九六九年】・柳瀬正夢 国家の弾圧に屈しなかった反骨の1コマ漫画家・「冒険ダン吉」 大人気冒険マンガが突然、連載終了した背景は・・・・「黄金バット」 GHQの命令で主人公の顔を書き替えた悲劇の作品・赤本退治 漫画集団が同じ漫画家の“表現規制”に乗り出した瞬間・【コラム】赤本のルーツ・悪書追放運動 母の会はなぜ児童マンガを問題視したのか・「W3」 手塚治虫がライバル誌に連載作品を“移籍”させた理由・マンガ学校倒産 日本初のマンガ学校あ企画倒れだったのか・「白いポスト」運動 俗悪漫画を一掃する計画だったが・・・母たちの誤算●第二章 【一九七〇~一九七九年】・あしたのジョー・サザエさん・火の鳥・ベルサイユのばら 他●第三章 【一九八〇~一九九九年】・「吹き出し文字」サイズ問題・「ドラえもん」・ライオン・キング 他●第四章 【二〇〇〇~二〇〇九年】・新ゴーマニズム宣言・ジョジョの奇妙な冒険・NANA 他●第五章 【二〇一〇~二〇一四年】・働きマン・黒子のバスケ・はだしのゲン 他●第六章 【海外編】■著者 満月照子桜井顔一