超大作エロゲ『運命48』の嫌われ貴族レオルドに転生してまった俺は、帝国最強「炎帝グレン」を打倒し、晴れて王国側の勝利で戦争は終わった。そして戦いの傷を癒やすため療養していた俺を、シルヴィアが見舞ってくれたんだけど……。その時になって俺はようやく気づいたんだ。俺にとってシルヴィアが、どれだけ大切でかけがえのない存在だったかということに。だからこそ俺は伝えなければならない。彼女に、俺のこの想いを……! 「レオルド様。どれだけ……どれだけ、その言葉を待ちわびていたでしょうか」「金豚」と蔑まれていた少年が、いつか「金獅子」へと至る奮闘記。第6幕!