※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。2020年、ニッポンの酒のとらえ方、楽しみ方はさらに多様化し、大きな転換期を迎えます。そのひとつが、昨年発表された日本酒の未来に関わる重大なニュース。輸出向けの商品を造る場合に限り、いままで認められてこなかった日本酒製造場の国内新設の許可を、政府が検討しているのです。これを機に、今後ニッポンの酒がよりいっそう世界に評価される時代がくるでしょう。いま、ディスカバー・ジャパンが酒特集を打ち出す理由。それは新時代の大きなうねりの前に、いま一度造り手の信念、酒の楽しみ方を伝えることで、“観客”を熱狂させられると感じたからです。旨い酒に出合うために知っておきたいのは、“幹”があるかどうか。大樹のように芯のある醸造所は、いつの時代も“人を惹きつける力”をもっています。そこには技術や味わいだけではない、風土や造り手の想いもあると考えます。本書では、日本酒、焼酎、日本ワイン、ウイスキー、スピリッツなど、いま飲むべき信念を宿す酒を厳選して、ルーツや風土、造りの秘密をひも解きます。そして、酒が完成するのは口に含まれた瞬間です。日本酒やワイン、焼酎など、多様な酒類を用いたペアリング提案が生まれつつある時代の中で、酒の新世界へのトビラを開く飲食店も紹介します。あなたが酒に恋するキッカケをつくります。※デジタル版には、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、掲載情報は原則として奥付に表記している発行時のものです。