あらすじ大上円の家族は、特異能力の持ち主ぞろいの神様ファミリー。その能力ゆえに、転居を繰り返す“逃亡者一家”なのだ。妹分の白山小雪が大上円に思いを寄せていることを知った百合川螢は、小雪を傷つけないよう身を引くことを決意する。しかし“やさしい嘘つき”は、すぐにほころびはじめ……。そのうえ円君は、詩人・立原道造を愛する少女、伊福部晶子のアプローチを受けてしまう?!