※本書はBBT大学出版「BBTリアルタイム・オンライン・ケーススタディ(Vol.25~28)」をまとめて収録したシリーズ総集編です。■大前研一による実践的経営トレーニング多くのビジネススクールでは、ケーススタディにおいて既に時代遅れとなった問題を扱っている。しかし経営を志す人間にとって、果たしてそのケーススタディは本当に役に立つのか。まだ答えの出ていない、当事者たるリーダーたちが今まさに直面している課題に対し、同じ立場になって考え抜くことを読者のみなさんにも求めたい。(「はじめに/大前研一」)本書は大前氏がBBT大学で経営トレーニングとして提供しているケーススタディを書籍化したものです。収録ケースはすべて「あなたが●●の責任者ならばどうするか?」という形をとり、企業・組織がまさに直面している「(まだ正解が誰にも分からない)今の課題」を取りあげています。本書は大前氏による各ケース解説で構成していますが、各企業・組織の現状把握に始まり、課題設定、解決策提示に至る、その分析プロセスをなぞりながら「自分ならばどうするか?」と繰り返し問いかけることで、経営の思考トレーニングを積むことができます。また、多様な業界を網羅したケースを通して、各業界のビジネスモデルを学ぶという使い方も可能です。もしも、あなたが・イオンエンターテイメントの社長ならば・グローバルダイニングの社長ならば・長野電鉄の社長ならば・富士通の社長ならば・村上開明堂の社長ならば・安川電機の社長ならば・永谷園ホールディングスの社長ならば・ヤマサ醤油の社長ならば今、いかに決断しますか?