大前研一総監修ビジネスジャーナル第4弾。テーマは“迫り来る危機”。「2015年の経済リスク」と「日本のエネルギー戦略」の2本立てです。今回もビジネスを変革するビジネスパーソンへ向けて、ファクトに基づく分析をお届けします。■【特集テーマ:「迫り来る危機をいかに乗り越えるか」】■◇セミナー1:世界/日本経済に迫り来る危機大前氏開催の経営勉強会を基とするセミナー1では、2014年の経済動向を俯瞰した上で、日本に起こりうる「デフォルト・ハイパーインフレ」を解説。「政府・企業・個人」のレベルで経済危機に対応する方法を提言します。 ・株価が上がっても、日本の景気はよくならない ・スコットランド住民投票が世界に投げかけた波紋 ・イスラム国は「国家」なのか? ・アベノミクスが加速させる日本経済の危機 ・公共事業費を増やしても、人手不足で財政が改善しない ・非正規労働者が増え、所得格差が広がる ・今の日本に、20世紀の経済学は通用しない ・経済理論ではなく「心理」が消費行動を決める ・デフォルト・ハイパーインフレの危機 ・税金を使わない景気浮揚策―容積率を倍に ・イタリアに学ぶ日本の地方創生◇セミナー2:日本のエネルギー問題後半では、長期的展望が見えない日本のエネルギー戦略の問題点を指摘。原発への賛成/反対の白黒では判断できない、安定した電力提供のための複合的エネルギーミックスを、エネルギー戦略の第一人者でもある大前氏が語ります。 ・3.11から4年。今、日本が採るべきエネルギー戦略とは? ・2012年夏、日本が電力不足を免れることができた理由 ・エネルギーバランスと再生可能エネルギーの問題点 ・太陽光・風力発電は「ベースロード電源」にはならない ・福島第一原発の事故原因については「物理的な解明」が不足している ・大前流「電力再編」案 ・エネルギー問題を解決する3つの選択肢新収録大前氏インタビュー(「情報を集め、自分の意見を形成する能力を磨く」)に加え、連載「イノベーションの現場」では、スタートアップ支援を続ける勝屋久氏に「社会・企業を変える個人のアクション」について聞きます。■【目次】■│1│2015年、迫り来る危機にどう備えるか│2│世界/日本経済に迫り来る危機―2015年 経済予測―│3│日本のエネルギー問題―持続可能な長期的エネルギーミックスに向けて―│4│連載:イノベーションの現場から/第2回(勝屋久×大前創希)