《端琉島脱出戦》から数カ月後。あの戦いで愛機を喪った竜洞マスミは天津煌国とグロース帝国との最前線、北泪島基地に配属されていた。能力の劣る鳥竜に乗らざるを得ず、歯がゆい思いをするマスミは敵国の戦闘機が天津の竜騎兵との戦いに対応しつつあることを懸念していた。 一方、実態のない栄誉によって昇進した竜部シンヤはマスミに新たなパートナーとなる可能性を持った竜の存在を知らせるため、そして司令部から受けた奇妙な命令を遂行するため、配下の艦隊を率いて北泪島へと向かっていた。 蒼天を竜が舞い、戦闘機が飛翔する戦記物語はいま新たな局面へ!