「聖剣はその役目を終えると、消滅してしまうのさ――」リヴィアとの戦いにおいて暗躍していた「聖剣バルムンク」桜華がカガリたちの前に再び現れる。複数の聖剣を身に宿す桜華は、聖剣とは魔竜を屠る存在であると説き「魔竜皇」たるカガリに勝負を挑む。激闘の末、カガリは「魔竜皇」としての力を失う――。かけがえのない存在、灯花もまた敵の魔の手に落ちる。そして、桜華はアーリら美影開発都市に住む魔竜たちに宣戦布告。白熱する「聖剣」vs「魔竜」の戦いを前に「魔竜皇」の力と「灯花」を失ったカガリは為す術がない。「聖剣士」の自分、「魔竜」の自分、その狭間で揺らぐカガリがたどり着いた本気の自分とは!?運命の対決に彩られた聖剣と魔竜のクライマックスバトル、第3章――。