あらすじ【ろくでなしどもの愛。】 乱暴で、理不尽で、愛おしい。 容赦なく暴力を振るう男 × 殴られて喜ぶ男 恋に焦がれた少年は、性に縋って生きていた。 顔を殴られても骨を折られても宝(たか)が好きな春(はじめ)。 宝にも自分のことを本気で好きになってほしいが、どうしたらいいのかわからない。 そんな中、石松(いしまつ)からの告白を断ったあと宝と連絡が取れなくなってしまう。 どうしてあんなクズが好きなのか。自分はどこかおかしいのか。 初恋の相手である義父、売春のキッカケとなった教師、春は自らの過去を思い返すーー。