あらすじゆめ姫は将軍家の末娘ながら、市井の町家に住まって、“夢治療処”を開いている。行方知れずの者を捜したり、奉行所が手を焼いている事件も手助けしていた。そんな姫の癒しは、四季折々の花を愛でつつ、美味な菓子を口にすること。折も折、毎年恒例の「紅葉を愛でる茶会」のため、ゆめ姫は大奥に呼び戻された。そこで火事の白昼夢を見た姫は……。美しき姫が、世のため人のために、難事件に挑む!続々重版の大人気シリーズ「ゆめ姫事件帖」熱望の書き下ろし新作。