あらすじ山間部の川沿いを車で走行中、窓から入ってきた腕(第二話 腕)、病院で起きた様々な怪異(第二十二話 看護師夫妻)、夜の火葬場での不思議な体験(第二十五話 火葬場二題)、著者のもとに自然に集まってくる、奇妙で不思議な怖い話を、「解釈」をせず、忠実に書きつづった〈怪談の標本箱〉です。全二十七話が、あなたの身近で起こる可能性があります。何者かが語りかけてくる話に、耳を傾けてみませんか。