web雑誌ホラーシルキーの増刊で、戦慄と衝撃をテーマに過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・戦戦恐恐vol.5をお届けします。白井幸子「青ひげ」は、有名なグリム童話の逸話を戦国時代の架空の大名家に翻案した作品。白井先生の手によって原典のインパクト以上にうまく仕上がっています。大橋薫「ミナゴロシ」は、塾の鬼講師・ミナ先生が生徒に襲われるというショッキングなお話です。白泉社初登場、緒形裕美「人魚の島」は、孤児だと思っていた少女が離島の資産家の父の家にある日呼び出され・・・というお話。美しくも衝撃的な展開の作品。かずはしとも「ウラナイ」は、文字通り占いをめぐる4人の女子高生のお話。永久保貴一「人形供養」はインターネット黎明期にたくさん生まれた都市伝説のひとつ、某学園の人形部屋のお話です。一重夕子「左二列・前から四番め」は、「幽霊席」を題材にした学校の怪談のショートストーリー。増刊表紙は、vol.4から引き続き人気マンガ家・イラストレーターの香坂透。予測不能の衝撃展開、衝撃シーンに恐れ慄き戦慄する、ホラー作品の傑作の数々をお楽しみください。