あらすじ【その暴力的な福音は生命としての本能かそれとも――。】その暴力的な福音は生命としての本能かそれとも――。”トザクラ”の手がかりが眠る山津神家の山にたどり着いた調香師<パフューマー>たち。ひな子とアヤコの二人は、黒湖たちと別れ、先行して彼女たちを尾行していたのだが、調香師<パフューマー>の能力によって、その存在に気づかれてしまう。ひな子を逃がすため、ひとり立ち向かうアヤコ。調香師<パフューマー>の毒にやられ、追い詰められていく中 黒湖たちが現れて――。“トザクラ”をめぐる争いは佳境へと動き出す。(C)2023 Yoshimurakana