あらすじ◆元伯爵令嬢のメイヴィスは父の罪のために身分を解かれ、今は王妃付きの侍女となっている。王太子のイライアスはそんなメイヴィスを何かと気にかけていた。ある日、メイヴィスは転んだ拍子に彼とキスをしてしまう!「初めてキスした相手と結婚する」というイライアスに、今のはキスではなく事故だと主張するメイヴィス。王太子とは身分が違いすぎる──。しかし彼に惹かれる心は止められず、嵐の夜に本気の熱いキスを交わし、その手を拒むことができず、ついに抱かれてしまう。「君と寄り添うことを許してくれ」と誓うイライアスにメイヴィスは?