あらすじ第三話時は昭和十年。両親の不幸の知らせを受け、留学先の英国より横須賀の実家へと出戻ることになった燿一郎。そんな彼を出迎えてくれたのは『繭』と名乗る、青い眼をしたちいさな少女。和久井家当主を継いだ彼のためにたったひとり屋敷に残された、彼専属の使用人(メイド)だった――。最初は繭を嫌がる燿一郎だったが、甲斐甲斐しくお世話をしてくれる彼女に心を開いていき、いつしか二人は――。レトロな雰囲気と幼な妻なメイドさんで人気を博した同人誌「おんなのこのまゆ」が一般誌版となって再始動!!!!これは血も繋がらない、家族でもない、しかし血以上の絆を育む、麗しき使用人(メイド)と擦れた青年による、モダン・ラブストーリー開幕――。