咲かない花に水やり 上

yoshi先生、阿賀先生による安心・安定のコンビ作。
本作では、
社会人となった現在の浅水と櫻庭の、
二人のそれぞれのバックボーンと心境を、
ＤＫ時代の思い出を絡めながら読ませてくれるお話でした。
二人の気持ちはわかる！
わかるけど・・・。
相手の事を想いながらも、
浅水が、きっと咲かない花だから・・・と諦めつつのぐるぐると、
櫻庭が、強引で身勝手なのに煮え切らないぐるぐるとの、
熱量の違いをずっと感じさせられていたので、
エンディングはなんだかほっとした着地点・・・。
多様性の時代というけれど、誰もが皆、
後押しされて生きていけるわけじゃないでしょうし、
リアルだったらこうなるのかなぁという感想を持ちました。
浅水も櫻庭も、これからも変わっていく事を恐れず、
受け入れて認め合って、幸せを掴めますように！
完結となっているけど、
次作以降へのお考えがあるのかな～とチラッと思ったり。
まあ、これは読者の勝手な解釈です。
本作も、常に変わらぬ美しい絵で眼福でした！

Yoshiさんの絵はいつも綺麗で上手だけれど、この作品はキャラデザも好みなのでお気に入りです。
中はちょっともだもだしておわっただけだったけど読めて良かったです。
最後の「そっくりそのまま」っていう四コマが凄く好きでした！

絵が綺麗だしyoshi先生のお話はハズレなしなんだけど、上下巻に渡らせるほどの話だったかと言われるとよくわからない。

全164ページ。
表題作のみです。
高校時代の同級生、洋と岳人のお話。
はぁー、よかった！
絵もキレイだし、その絵に合う切ないストーリー。
これってハピエンになる？なるよね？
下巻が楽しみ。

絵が綺麗！元カレ上司もイケおじ。その妻のキャラも最高！
上下巻あっという間に読んじゃった。まど続きあってもいいくらい！