悪役令嬢ですが、元下僕の獣人にフラグ回収されてます！？【電子単行本】　４

獣人ならではのしっぽとお耳が可愛すぎる！
ツンデレな強気主人公も可愛いし、絵もほんわかしてて、癒されました。
嫌な人が出てこない、読んでて癒される。次巻も楽しみです‼︎

レイも純粋で良い、惚れた弱みなところが可愛い。
アニカがメイド3人に逆らわず、(メイドの)思い込みにハマっていくとこが笑っちゃう。

可愛げのないツンな悪役令嬢が純真無垢な獣人に求愛され、拒もうと懸命に足掻くのにどんどんほだされていくの姿が微笑ましいです。
自分の性格の悪さを自覚してそれを曲げないところがいっそ潔く、でもほだされて徐々に惹かれて悔しがるのが、心優しい主人公とは一線を画していて面白い。

主人公がツンデレ通り越して、高飛車我儘の嫌な性格の主人公見た事ない。ビックリ。
誤解とかじゃなくて、嫌なことしてても最初反省もしてないし。
その状況のまま相手がカン違いしてくれてとにかくベタ惚れされて、ツンデレっていうよりツンなのに求められまくり…っていうわかりやすすぎる程こんなに都合良すぎる一方通行の話ってない。
だってこんなに性格悪くて魅力がわからない主人公を｢番って決めたから好き｣とかいきなりいわれても全然わからないしついていけない。
その内惹かれて両想いって言われても全然共感できない。

どんな理不尽な対応をされようが『惚れた弱み』の一言で片付けられちゃうレイが良い。
そんなレイのおかげで、頑固でツンデレなアニカが、もともとの優しい女の子になって行くところも素敵。
もっと素直に可愛くなっていくアニカを見ていたいです。