クビ寸前、三十路の永島遙は、会社に残るため創業家から「社長令嬢である一条万葉が、現社長の一条和馬と血がつながっていないことを証明せよ」との密命を受ける。無事に万葉との同居生活を始められた永島だが、創業家の一条紅葉からの攻勢の矢面に立つことになる。紅葉は、亡き姉に生き写しの万葉を自らの手元に置きたがっていたのだ。紅葉の目的が達成されれば、密命に関係なく永島は万葉のもとから解放されることになるはずだが――。
「続きが気になりすぎる」「叔母様、実は○○○○だなんて」などなど、「コミックDAYS」連載で熱い反響を得た実力派作家の野心作、これにて決着の第2巻。