小説家を志しながらもフリーライターを続けている吉村は、酒ばかり飲んで創作をしなくなった自分に苦悩していた。それはゼータクな悩みだとサラリーマンの深沢に宥められた夜、同じく小説家志望でライター仲間の笹本が行方不明だと聞く。それなりの収入があり美人な奥さんもいる笹本が何故失踪したのか…ひと月以上たったある日、笹本の目撃情報があり、吉村は新宿に向かうが…!? ▼目次 VOL.34 失踪―① 失踪―② VOL.35 未来―① 未来―② 未来―③ VOL.36 海の見える家―① 海の見える家―② 海の見える家―③ VOL.37 ドラフト一位―① ドラフト一位―② VOL.38 再婚―① 再婚―②