セシルの女王 3

既刊(1-6巻)

セシルの女王 3

4.7
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エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。 「俺がエリザベス様をこの国の女王にします」 アン王妃にそう約束したウィリアムは、ケンブリッジへと進学。 学内ではカトリックとプロテスタントが混在し議論を深めていたが、 国王ヘンリー8世に背く立場として、大学総長であり、 カトリック司教ジョン・フィッシャーがロンドン塔へ収監される。 時の権力者・クロムウェルに、釈放の条件として フィッシャーに国王支持を表明させるよう言い渡されたウィリアムは――!? 歪む音を立てながら、強引に進む時代。 大人にならざるを得ない少年たち。 そんな折、前王妃・キャサリンの訃報が届き、 ウィリアムの、アンの、エリザベスの運命を大きく揺るがすこととなる 激動の1536年が幕を開ける――!!!!!
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あらすじ

エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。 「俺がエリザベス様をこの国の女王にします」 アン王妃にそう約束したウィリアムは、ケンブリッジへと進学。 学内ではカトリックとプロテスタントが混在し議論を深めていたが、 国王ヘンリー8世に背く立場として、大学総長であり、 カトリック司教ジョン・フィッシャーがロンドン塔へ収監される。 時の権力者・クロムウェルに、釈放の条件として フィッシャーに国王支持を表明させるよう言い渡されたウィリアムは――!? 歪む音を立てながら、強引に進む時代。 大人にならざるを得ない少年たち。 そんな折、前王妃・キャサリンの訃報が届き、 ウィリアムの、アンの、エリザベスの運命を大きく揺るがすこととなる 激動の1536年が幕を開ける――!!!!!

セシルの女王のレビュー

  • 典子
    5.0

    想像以上に面白いですね(ネタバレ含)

    1巻無料で試読し、その後既刊4巻まで購入しました(笑
    前知識なしで読み始め、途中からあー使い古されたアンブーリン、エリザベス1世、でリチャード8世が出てくる物語ねと早合点しました。
    でも、視点を変えるとまた面白いものですね、今回はウイリアム・セシル(後のバーリー卿)の少年時代から彼の眼を通して物語が語られていきます。16世紀の宗教観、最高学府のひとつであるケンブリッジの様子なども興味深く、わかりやすい解説付きで楽しめます。
    現在の最新刊4巻でトマス・クロムウェルが失脚した辺りです、物語のハイライトはまだまだ先のようですが続巻刊行が楽しみです。
    2023/06/06
  • バナナさん
    5.0

    無料はお得

    連載当初から雑誌で読んでいるのでこうして最初から読み直せて良い(色々忘れている)
    登場人物がそれぞれに魅力的なのでつい感情移入してしまい、歴史は覆せないのに悲劇が起きないよう読みながら願ってしまう。
    結末がどうなるのか?というドキドキ感はないけれど一読の価値ありの超大作。
    2023/05/31

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