あらすじ母に頼まれて、またもや龍二のところへおつかいにきた梨々子。花屋の扉を開けると、そこにはありすがいた。初めは戸惑いをみせつつも、折り紙で遊びながらすぐに仲良くなる二人。すると来客を知らせるベルが鳴る。梨々子が扉に視線を移すと、そこに立っていたのは――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。