あらすじ夏真っ盛り。お母さんにおつかいを頼まれた梨々子は、久しぶりに叔父である龍二のお花屋さんへと向かう。覚えている景色とは違うお店までの道のり。自分の周りが刻々と変わっていくことに、梨々子は一抹の不安を覚えて……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい――。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。