あらすじ街のお花屋さんで働く有田。常連の大谷さんに注文された花束を作る傍ら、店長である龍二の惚気話に花が咲く。帰り際に大谷さんは「有田くんも良い人ができたら報告するんよ」と一言。それを耳に挟んだ龍二は、有田にある言葉をかける……。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい――。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。