ボーイズラブ小説の巨匠・山藍紫姫子
伝説の書『冬の星座』を完全マンガ化!
没落貴族アイシスの股間には、男のモノと女のモノがついている。
アラブの王子カルロスに正妻として望まれた彼はだまし討ちのように性転換手術を施され、
清らかだったその身は今やカルロスによって快楽を覚え込まされていた。
後ろの蕾も、前の花びらも熟しきり、夜となく昼となく、カルロスを求めて
はしたなくわななく。
「ここへ来てからのおまえは娼婦のような乱れぶりだな」
カルロスの言葉にアイシスは答えた。
「…好きだ。カルロス、君にならどんなことをされてもいい」
それは誇り高きアイシスの言葉とは思えぬほど従順なものだったが――?