あらすじ何者かに激しく戸を叩かれ北乃の父親が覚悟した表情で引き戸を開けると、そこにはジッと見据える惟雄(ただお)の姿があった。惟雄は冷静に北乃の実家であることを確認し、北乃と同じ会社で働く妻が失踪したと告げる。北乃の両親は危ない雰囲気を感じつつも平静を装い対応しようとするが、そんな態度に辟易した惟雄。暴言を吐き居場所を聞き出そうとするが、二人はしらを切る。我慢の限界を超えた惟雄は不意に銃口を向けるのだった…。