あらすじ夜の子――それはヒトとヨミガエリの間に生まれたこども。100年にひとりしか生まれないと言われる、ヨミガエリの天敵。タキがその伝説の「夜の子」だと判明して数日後、シキミは突然意識を失った。彼はタキの「血の匂い」に惹かれていたのだ。やがて自らの内部から現れた過去の亡霊に支配され、自らを制御できなくなった…