「世界が終わるまで、あと10日ーー。」
稀代のストーリーテラー・丸木戸マキが紡ぐ、異色の終末 × 恋愛ヒューマンドラマ!
あと10日で、巨大隕石が地球に落下する。
限界人生を送る社畜サラリーマンの真澄は、せめて残された時間を穏やかに過ごしたいと母校の大学図書館を訪れる。
そこで10年ぶりに偶然再会した男・律は、かつて真澄を裏切り傷つけ、いまの底辺生活の元凶となった
「この世で一番会いたくない昔の男」だった…。
律はそんな真澄に、楽に死ねる薬を渡す代わりに死体処理を手伝ってほしいと、とんでもない話を持ちかけてくるがーー?