婚約破棄の悪意は娼館からお返しします

１巻のみ読了。小賢しさと理屈っぽい長尺セリフ、そして娼館設定が不愉快にさせる。台詞回しだけで話が進むので説得力もゼロ。
心理学や語学力を駆使して魅了のナゾを解く（そんな素振り全くなかったけど！）のに、わざわざ『娼館』にする意味とは？そんで仕入先がいつまで経っても『質屋』。食材すら提供する、万能質屋。（お嬢様の私物を抵当に菓子の材料仕入れるとか謎過ぎる。この世界に店は無いの？）

娼館で、自分だけがキレイなまま（汚れは全くの他人事）で平然と暮らせる神経も、女の子が暴力振るわれても眉一つ動かさず無駄にペラペラとするお説教も、愚かで小賢しいヒロインに 1mmも共感できない。作者も、小賢しい子どもなのかな？

試し読みだけで、だいたい展開が読める。蛇足感がすごい。
そもそも5巻以降、一人の令嬢(ヒロイン)に対する、周囲の執着が度を超えていて、「そんなにヒロイン魅力的か？」と思っちゃう。

なぜ一首都圏の、令嬢の噂が他国にも広がり、ネガティブな方向に執着されるのか、そこまでの魅力があるとは思えない。

6巻から、また、新たな展開！
何だかなぁ、もういいかも？な感じです。
今までが面白かった分、これ以上の盛り上がりが期待出来ない

ストーリーが面白く　絵も可愛くてテンポよく読める一冊でしたが　６巻終了間際でまた新たな不穏な雲行き。
正直ここでハッピーエンドで終わったほうがいいのではないかと思ってしまったので☆大幅に落とします。
この先は　完結してから読むか考えます。

こういう頭の良いヒロインちゃんのお話は大好きです。とりあえず、娼館からは脱出して一つのエピソードは終わったと思うのですが、まだ続いちゃうんかい！その先は集中力や興味が薄れて読めませんでした。