知識の部屋を通じてインフィニウムは想像を絶するものであると認識し、その新事実に圧倒されながらも、愛する人のもとへ帰るため運命と向き合う覚悟を決めたブライアン・ヴィラ。味方は少なく敵の多い現実に彼の心は傷つくばかりだが、生き残りをかけて新たな戦いに身を投じることとなる。アルノクに執念を抱く戦士が他にもいることを不穏に感じていた矢先、瀕死状態のエテリマンと遭遇し、傷を治そうと試みたところ、ブライアンにインフィニウムの新たな力が発生する。因果関係の情報を得るため衝動的に動き出したこの不本意なヒーローは、無敵のアルノクの怒りに触れるとともに、最大の関心を引くこととなる。神聖なエネルギーを得るために戦い続ける数少ない生存者たちにとって、究極の力を手に入れるために行う欺瞞と裏切りには際限がない。