強大な力を持つため宝石には封じ込めることができず、人間に擬態している魔物がいた。その名は“サンマイ”。白の島出身の罪人魔導師“シロ”の使い魔だ。青の島で暮らし始めたシロとサンマイは日々トラブルに襲われていた。シロに呪いの手紙が届いたことで周囲を巻き込む大騒動に発展したり、何かとシロに絡んでくる白の島長が、サンマイを我が物にしようとしたり……。でもピンチのたび、サンマイの力でどうにか逃れられていた。サンマイの正体を知る島長はシロに、サンマイを死なせないためには「一緒になって大いに楽しむことだ」と告げる。「遊ばないと死ぬ」魔物・サンマイの正体とはいったい!?