あらすじ付与術師としてサポートと雑用に徹するヴィム=シュトラウス。しかし階層主を倒してしまい、プライドを傷つけられたリーダーによってパーティーから追放されてしまう。 途方に暮れるヴィムだったが、幼馴染(兼ヴィムのストーカー)のハイデマリーによって見出され、最大手パーティー「夜蜻蛉」の勧誘を受けることになる。 「奇跡みたいなものだし……へへへ」と本人は自身の功績を偶然と言い張るが、周囲がその実力に気づくのは時間の問題だった。