あらすじ※本作は雪野みなとの個人誌作品の電子書籍版です。【フルカラー23ページ】始まりは数百年前。島民が寄り付かない、険しい山の奥深くにある洞窟。そこに潜む一匹の蟲を、身の清めのために入山していた島の宮司が発見した。宮司は家に代々伝わる文献の「神仏の位に近づく」という秘薬の材料として使われた蟲と酷似している事に気付いた。興味をそそられた宮司は無視の生態や薬の製法が記されたその文献をもとに秘薬を作る研究に没頭した……これは霧神島における儀式の始まりの物語。