浅田アサ、君は“翼の女神”だーー!!
1964年10月10日。
東京オリンピック開会式。
ブルーインパルスが空に描く「五輪」を見上げる少女・浅田アサ、17歳。
彼女こそ、その前夜、
雨風吹き荒れる真っ暗な湘南沖合で
一人で"アレ"と対峙し、
無事の五輪開幕と日本の平和を守った女性パイロット!
そんな真実を知る由もなく、
世紀の祭典の熱戦に沸く東京。
しかし、"アレ"はまだ……生きている!!!
アサは再びの“アレ”出現に備え、引き続き極秘任務につくことに。
親友のヨネちゃんは歌手、ミヤコちゃんはプロレスラーと
将来の夢に向かって歩き始め、
幼馴染の正ちゃんは、4年後のメキシコオリンピック を目指し、新たなスタートを切った。
おっちゃん“春日”の仕事を手伝いながら、皆の姿を眩しく見つめるアサ。
自分がその青春を守っているとは露とも思わずにーーー
姉として、親友として、弟子として、
そして国の未来を背負う、希望の象徴として。
一度きりの自分の青春を生きること!
人々の暮らし、命を守ること!
どちらも全力で立ち向かう浅田アサ、「飛びます!」
浦沢直樹が描く希望と絶望、愛と笑いと涙の一大巨編。
“アレ”の波紋広がる、新章開幕の第6集!!