「Dr.コトー診療所」の山田貴敏が描く本格派事故調査ミステリー。ベテラン刑事でも解けない難事件に1人の調査官が挑む!悪魔の車と言われているスポーツカーがあった。フェラーリが作った名車・デイトナ。この車のオーナーは何人も死亡事故を起こしていた。そして、今度、オーナーになったのは、事故調査官・鯨樹 雄(通称・クジラ)の友人・高塚。高塚は、S化成バイオ研究所で働く研究員で、同僚のみゆきと婚約し幸せの絶頂期であった。そして高塚は、プラスチックを分解し土に返すバクテリアを見つけ、学会で発表する予定であった。これを面白くおもっていない同僚・石井は、デイトナを利用して高塚の暗殺を目論む。果たして、石井の黒い野望は成就するのか?そして、デイトナがオーナーを死亡させるという呪いは本当に実在するのか?クジラは、胸騒ぎが止まらないのだった。<目次>●第4巻CASE.26「翼の記憶(1)」CASE.27「翼の記憶(2)」CASE.28「翼の記憶(3)」CASE.29「雨にまぎれて」CASE.30「大地の罠(1)」CASE.31「大地の罠(2)」CASE.32「悪魔の化身(1)」CASE.33「悪魔の化身(2)」CASE.34「悪魔の化身(3)」コミックス特別付録「私のアクシデンツ」執筆:しげの秀一コミックス特別付録「それがしのアクシデンツ」執筆:藤田和日郎コミックス特別付録「私のアクシデンツ」初出:週刊少年サンデー(小学館)1996年43号~48号