東央大学が運営する東京ベイエリアに新設された湾岸総合医療センター。そこに着任した研修医の犬丸健太は第三内科外来に異動となる。そこは“サンガイ”と称される医局だった…。赴任してすぐの犬丸の前に一人の女性医師が現れる。彼女は“魔女”の異名を持つ助教で医長の大刀諒子…! 関連会社に左遷されうつ状態になった患者・藤堂は診察中に行方不明となり自殺を!? 犬丸の説得で自殺は思いとどまるが、その藤堂に諒子は不調の原因は副腎機能不全だと告げる。そして…!? 患者の初期状態のあらゆるファクターを観察して確定診断に挑む女医の姿を描くメディカルロマン、第6巻!