季節は冬、世間はクリスマス。俺は独り寂しくクリスマスを祝っていた。「生徒にさえ彼女がいるってのに…」と思わず愚痴をこぼす。一応俺は教師なんてものを生業にしていたわけだが、そりゃあ愚痴もこぼしたくなる。そんなことをのたまっているとインターホンが鳴った。玄関先に立っていたのは教え子の「神楽木結菜」割と仲の良い生徒だ。「どうせ独りなんでしょ?」と、ずかずか家に上がり込んでいく。余計なお世話だが、確かにさっきよりも賑やかになっていいか…そんなことを思っていた。だが、そんな軽い考えは神楽木の一言で吹き飛んでしまう。「私…一人の男性として、先生が好き」そして…俺たちの冬休みは熱く淫らなものになっていく…