あらすじ居候を始めてどのくらいになるか…。就職が決まるまで、そう言って長いこと兄貴の家に厄介になっている。始めこそ違ったが、今では二人の姪たちにまで蔑まされている。そんなある日、いつもの様にハロワに行った帰り、俺はスマホを無くした。まああっさりと見つかったのだが、その中には「催眠アプリ」なるものがインストールされていた。勿論俺自身信じてはいなかったし、削除しようとも考えた。だけど、笑い話くらいになれば姪っ子たちとも仲良く…と思い消さずに残しておいたんだ。結果としてはバカにされただけで終わったんだけど…。その後アプリを消そうとしたとき、俺は誤って起動してしまう。そして知ったんだ…これが本物であることを…