世界一を夢見るサッカー好きの兄弟がいた。兄は若干15歳ながら各国の強豪から声がかかる“日本サッカー界の至宝”。マドリードかバルセロナか、はたまたイギリスの名門か。行く先を日本中が注目する期待の新星が選んだのは、「落ちこぼれの弟が進学する日本の高校」だった。「一緒にプレーしたいスゴイ奴がそこにいるからです!」目指すは底辺からの下剋上。新時代の“番狂わせ”サッカー漫画、開幕!
入部試験を終え、ド底辺の三軍に配属された蒼士。冷徹な三軍キャプテン・仙道に課せられたのは終わることのない地獄のパス練習だった。「パス錬ってのはパスだけのもんじゃねぇ」──仙道の謎に対して、蒼士が見つけ出した”答え”とは? そして、いよいよI・H(インターハイ)メンバーを懸けた紅白戦が始まる。一軍メンバーも出場する中、狙うは”番狂わせ”のみ!