真綿の檻【マイクロ】 祈里編10

毎話主人公の視点で読んでしまうけど、視点が次の主人公に変わったとき、一つ前の話で、『私は、前にこの人の気持ち考えられてたかな？』と反省する。
30〜31話はとくにそう感じた。
このマンガに出てくる登場人物は、現実のもしかすると身近な誰かに当てはまるかもしれない。
理解や共感できなくても、自分の常識や正義は押し付けないようにしたいと思う。

追記
もしかすると自分が気づいて無いだけで、このマンガで、『嫌なヤツ。。』と思った人物に自分自身がなってる可能性もある。
そう考えるとホラーより怖い、このマンガ。

オムニバスで結構楽しめます。内容は割とよくあるタイプかなとおもいますが絵のクオリティが高いので良い感じに思えます。

もやります
ネタ切れ？

地味なヒロインでさえ美しく描ける方なのに。
ルッキズムというテーマを扱われるからこそな、27巻の表紙が酷すぎる。服装が雑過ぎるのかな？
う〜ん。作者さんが、キレイな女の子として、社会で優遇された方なのかな？

尾崎衣良先生の今までとは違うテイストですが、ストーリーがしっかりしていて続きが気になる作品です。

作品のタイトルの意味がわかってきました。