そうたとかなこの間に恋が芽生え始めていると察したいくみは、またしても自分が選ばれなかった事実に昏い情念を抱く。そんないくみの異変を感じたえいじは自分がいくみの癒しになれればと願うが、いくみには一夜の慰めの相手としか認定してもらえない。なんとかしていくみを繋ぎ止めたいえいじは、セフレでもいいと提案をする。一方そうたも、かなこには自分ではない思い人がいると誤解しており、会社で会ってもつれない態度を取ってしまうのだが…。大人気コミック『名前も呼ばないあのひとと』が単行本版で登場!第3巻はChapter.9~12までを収録。巻末にマンガ作成裏話のオマケあり!